まいづるブログ

  • 2016年1月30日

    季節先取り。

    年が開け、真冬らしい寒波が来たる中、

    如何お過ごしでしょうか?

    そんな寒中ではありますが、

    西陣の季節先取り商品をご紹介させて頂きます。

    その商品こそは夏物。

    寒い真冬に夏物なんて!

    と思われるかもしれませんが、

    西陣では冬場のうちに夏物の受注を頂くのが

    毎年の恒例行事となっており、

    冬場に頂いた受注分を実需期までに織り上げていきます。

    夏物は秋物と違い、透け感のある生地が特徴です。

    その透け感は「綟り(もじり)」という

    技法によって作り出されます。

    秋物の機と違い夏物の機には「ふるえ」という

    仕掛けがあり、「ふるえ」によって「綟り(もじり)」を

    織ることが可能になります。

    しかし、昨今、織手さんの高齢化、後継者不足により

    夏物を作れるメーカーが激減しているのが現状です。

    これは西陣だけでなく他産地でも同様のことが言えます。

    こちらは本袋の間に引箔を引き紗で織り上げた夏袋帯。

    紗の目から差す箔の色が独特の色目を引き出します。

    IMG_6273

    そして、こちらは絽で織り上げた夏袋帯。IMG_6267

    まだまだ寒さが続きますが、

    西陣では既に夏物の商売が始まっています。

     

     

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